
奄美大島商工会議所
会頭 有村修一
あけましておめでとうございます。
令和8年の新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は、会員並びに関係者の皆様におかれましては、当商工会議所の運営と事業活動に多大なご支援とご協力を賜り、心から感謝と御礼を申し上げます。
さて、昨年の我が国は、20年ぶりに日本で開催された大阪・関西万博が、会期中の来場者が2900万人突破し、観光消費や関連グッズ販売等により、大きな経済効果をもたらしました。10月には女性として日本の憲政史上初となる高市早苗内閣が発足し、積極財政による日本経済の強い成長の実現を期待しております。また、当区選出の三反園訓衆議院議員が財務大臣政務官に就任されましたことは、誠に喜ばしく、財政運営を担う省庁の中心で、鹿児島県の持続可能な経済成長に向けた力強いご支援を賜りますようお願い申し上げます。
その一方で、物価高が続く中、最低賃金は過去最高の上昇率を記録し、十分な価格転嫁の困難な状況下で、人材確保のための防衛的賃上げを実施する企業も散見されました。更に、米の値段高騰による備蓄米の放出や、トカラ列島近海での群発地震発生など、様々な出来事がございました。
奄美においては、奄美豪雨から15年が経過いたしました。改めて当時を振り返り、防災対策の課題、情報伝達の重要性、そして記憶の継承について深く考える機会となりました。商工会議所といたしましても、事業継続力強化計画等の策定支援を通して、近年激甚化する自然災害やサイバー攻撃への、平常時の備えと緊急時の対応策の重要性を伝えてまいる所存です。当所では、地域資源を活用した商品の販路拡大のため、東京と大阪で開催された展示会や商談会へ出展支援しました。奄美大島の特産品等を全国の方々にPRし、今後の取引に繋がる具体的な商談や、商品に対する反応を直接伺うことができ、販路拡大へ繋がっていくものと期待されます。
更に、奄美大島の中小企業・小規模企業者の経営環境等を定期的に調査する景況感調査を、四半期ごとに島内の商工会と連携し実施しております。地域経済の現状と変化を的確に把握し、調査結果を基に企業支援や政策提言に繋げるため、引き続き会員皆様をはじめ関係各位の調査へのご協力をお願い申し上げます。
昨年10月の役員・議員改選期にあたり、皆様のご承認を賜り、引き続き会頭職を務めさせていただくこととなりました。3期目を迎え、改めてその責任の重さに身の引き締まる思いであります。新たに選任された役員議員の皆さまとともに、誠心誠意、職務に努めてまいる所存です。
奄美大島商工会議所の活動は、「会員企業の繁栄」と「奄美経済の発展」の実現を目指すものです。その実現のため、国・県・市及び関係機関との連携を一層強化し、「稼ぐ力の向上」を通じた、住みやすく、働きやすい島を目標に、役職員一同、会員皆様のご期待に沿えるよう精一杯邁進してまいる所存でございます。
何卒、今後一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 結びに、会員皆様のより一層のご繁栄とご多幸を祈念し、年頭のご挨拶とさせていただきます。

